環は深知留を抱き上げてベッドへと運ぶと、優しく口づけを落とした。
「やっとキスができた」
そう言って、環がクスリと笑みを零す。
以前駄目だと深知留に止められたキス。
でも今は、環に素直に応じてくれる。
環はそのまま深知留の体をゆっくりと横たえた。
その瞬間、深知留の怯えがピクリという振動で環に伝わる。
「……やっぱりやめるか?」
怖がらせては元も子もないと思う環は一度唇を離して深知留に尋ねる。
しかし深知留は、ふるふると首を振って恥ずかしそうに環に抱きつく。
「大丈夫……だから、やめないで……ください」
耳元で囁かれたそれに、環はゾクリと鳥肌を立てた。恥ずかしさに途切れる声には、何とも言えない甘さを感じる。
そのまま環は再び深知留の唇を塞いだ。それは徐々に深さを増していき、やがて環はその舌を深知留の口内に差し入れて彼女のそれを絡め取る。
深知留がキスに全神経を集中させていたその隙に、いつの間にか胸元がはだけられたネグリジェ……そこからのぞく双丘を見て環はクスリと笑みを零した。
以前無理矢理襲った時には気づかなかったが、深知留のそれは結構な質量感があった。
「深知留、着やせするんだね」
「そんなに……見ないでください。恥ずかしい……」
環によってシーツにつなぎ止められている手を動かし、慌てて隠そうとする深知留。
しかしそんなことを環が許すはずもなく、
「駄目。せっかくの俺の楽しみを隠さないで」
環はそのまま右胸の柔肌をきつく吸い上げた。
愛の花が一輪、鮮やかに咲く。